英語学習 2022 2 6
書名 英語耳(改訂3版)
著者 松澤 喜好 KADOKAWA
「なぜ日本人は英語ができないか」
中学校、高校、大学と勉強しているのに
なぜか日本人は英語ができない。
私も同じです。
英語の文章は読めても、
会話はできない、
リスニングもできない。
一生懸命、勉強したのに
悔しい思いだけ残っていた。
しかし、ある時から、
リスニングが少しできるようになった。
私は、「Not at all」を
「ノット アット オール」と発音していた。
ところが、ある本を読んだら、
それは前後の単語がくっついて、
「ナラロ」となると書いてあった。
そういうことを理解したら、
リスニングが劇的に向上した。
映画を見ていても、
英語が単なる音として聞こえていたのに、
意味ある単語として聞こえるようになったのです。
耳に聞こえた英単語と
字幕を比較して、
「ああ、そういうふうに意訳したのか」と
思えるようになったのです。
さて、この本によると、
「発音できない音は聞き取れない」です。
正に、そのとおりです。
「Kiss」を「kisu」と発音している限り、
英語を聞き取れないのです。
著者によると、
英語の実力を測るには、
子音の「s」ができているかによってわかるという。
日本人の発音は「s」を「su」のように、
母音をつけて発音しているというのです。
「s」は舌の先と歯ぐきのすき間から、
強く息を出すのです。
極端なことを言えば、
息が相手の顔にかかるかもしれません。
日本語の「す(su)」とは大きく違います。
「su」と発音すると、
息が相手の顔には届かないと思います。